「胜机がない?いや、俺の出阵こそ、最も胜算がある选択だ。玉醸を服用すると、ぼうっとし、戦意が削がれるとさっき言っていたな。霊神体も段々と无効化され、最终的には消えてしまうと。」
胜算低?不,这战由我来是胜算最高的选择。你刚才说喝了玉酿后,精神恍惚,战意溃败。灵神体陆续失去了作用,以至于彻底消失?
【帝釈天】
「そのとおりだ。」
确实如此。
【阿修罗】
「だがお前は今、正常に霊神体を使用することができている。」
但你现在却能够如常使用灵神体。
【帝釈天】
「玉醸を止めると、霊神体は徐々に復元され、今や完全に元通りになった。」
不喝玉酿后,灵神体逐步覆原,现在已经恢覆正常。
【阿修罗】
「琉璃城では、金翅鸟どもが大量の玉醸を所持していたが、どこから持って来たのかは未だ不明だ。その玉醸の作用は、今日俺达が目撃した法器と极めて似ている気がする。要するに、この二つは元から金翅鸟の策略によるものだろう。」
在琉璃城,鬼族们携有大量玉酿,来源至今无人知晓。而玉酿的作用和今天我们见到的法器,似乎十分相似。或许二者本就是同源,都是金翅乌的计谋。
阿修罗はそう言いながら、霊神体を召唤した。彼の霊神体は既に元通りになり、六本の力强い触手が杀気を放っている。
说着,阿修罗就召唤出了灵神体。他的灵神体已经恢覆如初,六条触手有力而充满杀气。
【阿修罗】
「霊神体の无効化は一时的なものだ、决して消えはしない。恐らく神器が吸い取ったのは天人の精神力であり、霊神体そのものではないだろう。そして、俺の精神力には底がない。帝釈天よ、人の□□には姿形があり、どんなに完璧无欠な戦士も、体力が尽きれば足を止めるし、戦死してしまう。だが心に限界はない。见ることも触ることもできないが、万物を受け入れることができる。心は焼かれず、破壊されない。足を止めることも、底を尽きることもない。俺は决して运命に易々と屈しない强者になると、お前に誓おう。お前も强者となり、二度と玉醸に手を出さないと俺に誓ってくれるか?再び迷いに陥った时、苦しみに苛まれた时、お前が思い出すのは过去ではなく……今の、あなたの友人を思い出してほしい。俺はお前を失望させない。」
灵神体的失效只是暂时,并非消失。恐怕神器所吸收的是天人的精神力,而非是灵神体本身。而我,最不缺的就是精神力。帝释天,人的□□有形有界,再无懈可击的战士,会累到停步,也会战死。然而心却无界,虽然无法看到、触摸到,却能够包容万物。无法烧灼,也无法摧毁,永远不会停步不前,永不会枯竭。我答应你去做一个强者,绝不轻易屈服于命运。你是为挽回我与魔神之战的一意孤行。但我也希望你答应我,做一个强者,不要再碰玉酿了。我希望在你迷茫,深陷痛苦的时刻,你想起的不再是过去——而是你现在的友人。我不会让你失望。
【帝釈天】
「约束する。では、夜明けに、竜巣で会おう。」
我答应你。那么,天亮时,龙巢城见。
阿修罗は颔くと、背を向けた。
阿修罗点了点头,转过而去。
【阿修罗】
「兵士を二十人集めろ、俺と共に城へ入るぞ!」
清点二十人,随我入城!
【鬼王酒呑童子】
「おい、これを落としたぞ。」
餵,你落下了东西。
【阿修罗】
「これは?俺の剣か。」
这是?我的剑。
【鬼王酒呑童子】
「崖で拾ったものだ、确かに持ち主に返したぞ。」
是我在崖边捡到的,现在物归原主。
【阿修罗】
「ちょうどいいところに来てくれた、二人も俺と城に入ってくれないか?二人は鬼族だから、あの奇妙な神器に影响されない。」
来得正好,我正想邀请二位随我一同入城。二位是鬼族,不会受那个古怪神器的影响。
【鬼王酒呑童子】
「そのつもりだ。あの不気味な神器には、我々も兴味がある。」
正有此意,那神器过于诡异,我们也兴味十足。
【毘瑠璃】
「姉様も城にいるはず。もし彼女を见つけたら、どうか助けてあげてください!」
我姐姐也在城中,如果几位在城中找见了她,请一定要救她!
【阿修罗】
「ああ、最善を尽くそう。では准备を整えて、城壁の下で待ち合わせよう。帝釈天、竜巣城の中で会おう。」
我会尽力而为。那么稍作整理,我们在城墻下会合。帝释天,龙巢城中见。
集められた天人戦士のうち、十人は帝釈天と共に后门へ回り込み、残りの十人は阿修罗と共に正门から城壁を登った。昼间の城门での一戦を経て、鬼族の守备は缓み、失った兵力も未だ补充されていなかった。
清点的天人战士十人随帝释天绕到后城门,另外十人则随阿修罗自前门攀爬而上。因白天城门前一战,鬼族守卫松懈,阵亡的兵力也尚且无人填补。
【翼団兵士甲】
「こんな所で酔いつぶれているなんて。この瓶。琉璃城でも见た事あるぞ。间违いない、これは玉醸だ。」
竟然烂醉如泥地躺在这裏。这些瓶子,我认得这东西,在琉璃城也见到了,是玉酿。
【翼団兵士乙】
「やつら、宴の祝杯に玉醸を饮んでいるのか?」
他们竟然将玉酿当成庆功用的酒?
【雷公鬼】
「うぐ、俺を殴ったのは谁だ?ああ、侵入者が、入っ、うぐぐぐ……」
唔,谁打我?啊,有入侵者,入唔呜呜呜……
【翼団兵士乙】
「阿修罗様の予想通り、城壁を攻めるのは朝饭前のようだ。」
果然如阿修罗大人所料,夺取城墻毫不费力。
【阿修罗】
「お前达はここで待机しろ。迦楼罗の正殿に光が差した瞬间、太鼓を鸣らせ。」
你们几个守在这裏,待迦楼罗大殿升起光亮之时,即刻击鼓。
【翼団兵士乙】
「はっ!」
是!
阿修罗は数人を引き连れ、縄で城壁を降り、一直线に迦楼罗の正殿に向かった。
阿修罗带领数人顺着绳索爬下了城墻,径直去往迦楼罗的大殿。
【炼狱茨木童子】
「ここも同じだ、警备の者达があちこちで酔い溃れ、空になった瓶が地面に散らばっている。」
这裏竟然也一样,守卫早就醉的七七八八,四处都是空瓶子。
【翼団兵士甲】
「なぜここに大量の玉醸が?まさか本当に金翅鸟が玉醸を造っているのか?」
怎么会有那么多玉酿?难道说玉酿真是金翅乌所酿造?
【鬼王酒呑童子】
「敌の霊神体を害するための薬酒を自らも饮むなど、马鹿马鹿しいにも程がある。」
他们拿去损害敌人灵神体的药酒,却自己也喝,未免太荒唐了。
【阿修罗】
「それはさておき、迦楼罗と神器を探せ。」
先别管那么多,给我找迦楼罗和神器。
【翼団兵士甲】
「阿修罗様、あちらを见てください!」
阿修罗大人,快看那裏!
【阿修罗】
「迦楼罗だ、やはり酔い溃れている。あの神器が无造作に羽の下に隠されている。」
是迦楼罗,果然也已经烂醉了。那样神器竟然就这么藏在他的羽翼下面。
【炼狱茨木童子】
「隣の槛を见ろ、女が一人闭じ込められている。」
看这旁边的笼子,裏面竟然锁了一个女人?
【苏摩】
「あなた达は……谁?」
你们……是谁?
【阿修罗】
「しっ、静かに。琉璃城城主姉妹の姉、苏摩か?」
小声点。你可是琉璃城城主两姐妹中的姐姐,苏摩?
【苏摩】
「はい、私が苏摩です……あなた达は何者ですか?」
我是苏摩……你们是什么人?
【阿修罗】
「我々は天人の援军だ。お前の妹、毘瑠璃の頼みでお前を助けに来た。彼女は城外で待っている。酒呑童子、苏摩は重伤を负っている。先に彼女を城外に逃してくれないか?」
我们是天人的援兵,受你妹妹毗琉璃嘱托,来救你出去,她就在城外。酒吞童子,苏摩身负重伤,你们能否护送她提前出城?
【炼狱茨木童子】
「しかしあの神器が……」
可那神器……
【鬼王酒呑童子】
「もちろん问题ない、今すぐ城を出よう。茨木童子、黒焔で锁を溶かせ。くれぐれも物音を立てるな。彼女を连れ出すぞ。」
当然没问题,我们这就出城。茨木童子,用黑焰烧化锁链,切记不要弄出声音,跟我一起带她往城门走。
阿修罗は慎重に迦楼罗に近づき、琉璃心という名の神器を取り出し、召唤した霊神体を琉璃心にぶつけた。何度试しても、何の効果も得なかった。すると、突然瑠璃心が眼球のように开いた。
阿修罗小心靠近迦楼罗,将那名为琉璃心的神器取出,释放灵神体向琉璃心砸去。试了数次后,却毫无效果,谁知琉璃心突然如同眼球一般睁开。
【阿修罗】
「破壊できないだと?」
无法破坏吗?
【翼団兵士甲】
「阿修罗様!これは主人と共鸣しているようです、迦楼罗が目を覚まします!」
阿修罗大人!这东西似乎和主人有所感应,那迦楼罗似乎要醒来了!
【迦楼罗】
「一体谁だ、私の安眠を邪魔する者は。またお前か!昼间与えた教训では足りなかったようだな!全员起きろ!畏れ知らずの侵入者を皆杀しにしろ!」
是什么人,胆敢扰乱我安眠。竟然又是你!看来白天时给你们的教训还不够大!都给我起来!杀了这几个胆大包天的入侵者!
【阿修罗】
「はは、そう慌てるな。何か失くしたものはないか?」
哈哈,先别这么着急,你不觉得身上少了什么东西?
【迦楼罗】
「……琉璃心?お前、琉璃心を持って行ったのか?」
……琉璃心?你拿了琉璃心?
【阿修罗】
「そうだ、瑠璃心はここにある。取れるもんなら取ってみろ!(お前は琉璃心を持って后门へ急げ、そこで帝釈天と合流しろ。)」
没错,就在我这裏,有本事你来拿啊!(你拿上琉璃心,赶快往后城门那跑跟帝释天汇合。)
【翼団兵士甲】
「(はっ。)」
(是。)
【阿修罗】
「お前达は别々の方向に向かって走れ、やつは一度に全员を追うことはできない。俺が后ろで足止めして时间を稼ぐ。」
你们几个,分头跑,他没法一次追所有人,我在后面拦住他拖延时间。
阿修罗はそう言うと、手中の霊符に火をつけて宙に投げた。火の光が夜空で弧线を描き落ちていく。
城壁の方から突然、耳を聋する太鼓の音が轰き、城中の警备の者达が身を起こした。
阿修罗随即点燃了手中的符咒朝着空中扔去,划破夜空的火光一落。
城墻方向突然响起震耳欲聋的战鼓声,城中的守卫们闻声而起。
【翠甲鬼】
「なぜ太鼓の音が闻こえる?侵入者か?」
怎么有人击战鼓?是有人入侵?
【雷公鬼】
「また正门の方か。谁かが谛めきれず、闇に纷れて桥を渡ろうとしているのか?」
又是前城门的方向,难道说又有人不死心,趁夜色要渡桥?
【翠甲鬼】
「迦楼罗様の正殿にも明かりがついている、何かあったのか?こ、これはどっちに向かうべきだ?」
迦楼罗大人的大殿也灯火通明,是出了什么事吗?这、这要先去哪边?
【蓝爪鬼】
「马鹿野郎!迦楼罗様の正殿でのことは迦楼罗様が始末する、我々の出る幕などない!早く正门に行け!」
蠢货!迦楼罗大人大殿裏的事情迦楼罗大人自己会管,哪裏轮得到我们!还不快去前门看看!
【翠甲鬼】
「行くぞ!みんなで正门へ!」
走!大家去前门!
……竜巣城、裏门の外
——龙巢城,后城门外
【翼団兵士乙】
「帝釈天様、照明の术が発动されました。帝釈天様の予想に违わず、鬼族は全て正门のほうに向かいました。」
帝释天大人,照明法术亮了,正如大人所预料的,全城的鬼族都在往前门跑。
【帝釈天】
「裏门を突き破るぞ、皆、私について中に攻め入るんだ!」
砸开后城门,所有人,跟我进城!
……竜巣城、城内
——龙巢城,城内
【阿修罗】
「瑠璃心はこの手の中にあるぞ、取りに来い。」
琉璃心就在我手中,你来拿啊。
【迦楼罗】
「その腕ごと切り落とすぞ!」
看我一刀砍下你这只手!
【阿修罗】
「いい刀ではあるが、残念ながら、不甲斐ない主を持っているな。」
刀倒是把好刀,可惜了,配了你这么个不会用的家伙。
【迦楼罗】
「手の中には何もないだと、贵様、骗したな!」
手是空的,你竟敢诈我!
【阿修罗】
「その通りだが?おまえだけではない、この城ごと骗した。」
诈你又怎样?我不仅敢诈你,还敢诈你全城呢。
【迦楼罗】
「城ごとだと?しまった!…ふっ、贵様には分からないだろうが、瑠璃心と私とは一心同体のようなものだ。その気になれば、いつでもそのありかを突き止めることができる。瑠璃心は裏门のほうへ移动している、贵様の仲间も裏门にいるのだろう。我が宝物に手を出す者は、决して许さない!」
全城?糟了!……呵,不过你怕是还不知道,琉璃心和我是二体一心吧。只要我想,随时都能找到它的所在。琉璃心在往后城门去,你是准备让你的人从后门接应吧。谁敢碰我的宝物,我就让谁粉身碎骨!
迦楼罗は突然目を闭じ、月を见上げて鸟のような鸣き声を出した。鋭い声が夜空に响き渡る。
しばらくして、彼は目を开けて高笑いした。そして四つの翼を使って力强く羽ばたき、真っすぐに裏门のほうへと向かっていく。
只见迦楼罗突然闭上双眼,仰头对月一声嘶鸣,尖利的嘶鸣在夜空中回荡。
片刻之后,他睁开双眼大笑,跳起来挥舞着四翼,径直朝着后城门的方向冲去。
……竜巣城、裏门の外
——龙巢城,后城门外
【翼団武将】
「帝釈天様、谁か来ました!」
帝释天大人,有人来了!
【翼団兵士甲】
「帝釈天様!」
帝释天大人!
【帝釈天】
「阿修罗は?阿修罗は来ていないのか?」
阿修罗呢?怎么他没来?
【翼団兵士甲】
「帝釈天様、この瑠璃心は破壊できません。どうかこれをお持ちください、骑兵に命じ、できるだけ远くへ!」
帝释天大人,这琉璃心无法破坏,您快将它拿去,命骑兵带上,有多远跑多远!
【迦楼罗】
「させるか!くらえ!」
休想!看刀!
【翼団兵士甲】
「ぐあ、ゴホ。また、あと一歩のところで。帝釈天様、これを……」
嘎啊,咳。竟然还是,差了一步吗。帝释天大人,接好……
【迦楼罗】
「それに触るな!」
休想拿走我的宝物!
迦楼罗と帝釈天は、同时に瑠璃心を目挂けて駆け出した。时を同じくして、阿修罗も駆けつけ、迦楼罗のほうへ飞び出した。迦楼罗と帝釈天がほぼ同时に瑠璃心に触れる寸前に……
迦楼罗和帝释天同时朝着琉璃心冲了上去。与此同时,阿修罗赶到,朝着迦楼罗的方向冲出。就在迦楼罗和帝释天同时即将触碰到琉璃心的瞬间——
【阿修罗】
「その腕、もらった!」
你的手臂我收下了!
【迦楼罗】
「ぐあああ!腕が!腕が!贵様!卑しい天人め、よくも!その六本の霊神体を全て切り落とし、瑠璃心に食わせてやる!うわあああ!」
啊啊啊啊!我的手臂!我的手臂!你竟敢!你这卑劣的天人,你竟敢!我要砍断你那六条灵神体,餵我的琉璃心!唔啊啊啊啊!
突然、迦楼罗の全身を狂风が包んだ。
狂风突然冒出,环绕着迦楼罗全身。
【帝釈天】
「まずい、この风は瑠璃心を狙っている!」
不好,风朝着琉璃心来了!
瑠璃心は狂风に巻き上げられたが、それを手放さなかった帝釈天も道连れとなった。
琉璃心跟着狂风飞舞起来,帝释天死死握住琉璃心被一并带离了地面。
【帝釈天】
「これは戦士达が命と引き换えに手に入れたものだ、手放すものか!」
这是战士们拿命换来的,我绝不会放手!
【阿修罗】
「帝釈天、早く手を离せ!」
帝释天,快放手!
【迦楼罗】
「目を开けろ、瑠璃心!」
睁开眼睛吧,我的琉璃心!
【帝釈天】
「うわああああ!」
哇啊啊啊啊!
瑠璃心が再び祸々しい瞳を开けて、震动で帝釈天を振り落とし、空に昇っていった。そして以前より何百倍もまぶしい光を放ち、竜巣中に巨大な衝撃を与えた。
琉璃心再度睁开了诡异的瞳孔,震动着将帝释天丢了下来,升向空中。它放射出比此前耀眼百倍的光芒,巨大的冲击席卷了整个龙巢。
【翼団兵士乙】
「この岚のような衝撃を受けると、霊神体は砂の如く吹き散らされ、风の中に消えてしまうのか?」
这如同暴风一般的冲击,灵神体竟然如同沙石一样分解,被卷进风中消失了?
【翼団兵士甲】
「俺达だけじゃない、见ろ!戦士达の霊神体は全てひき溃され巻き上げられてしまった!これじゃどう戦えばいいんだ!」
不光是我们,快看!所有战士的灵神体都被碾碎后卷走了!这可如何战斗!
【雷公鬼】
「迦楼罗様を怒らせたな、てめえらはもう终わりだ!」
惹怒了迦楼罗大人,你们完蛋了!
【翠甲鬼】
「やつらの霊神体が消えたぞ!一人も逃すな!」
他们没灵神体了!都给我杀!
【翼団兵士乙】
「恐れるな!霊神体は消えたが、我々にはまだ武器がある!例え武器が折れても、まだ腕がある!行け!仲间や家族の敌を讨て!」
怕什么!没有灵神体,我们还有刀剑武器,刀剑断了,还有手!冲啊!为战友家人们报仇!
竜首も崖全体が震动し、岚の中心にある瑠璃心は周囲から精神力を吸い続けている。前线に赴く天人の援军、城壁の上で金翅鸟と抗戦している戦士达、城の中に侵入しようとしている金翅鸟达……全ての精神力が、岚の中心にある瑠璃心に押し寄せる。天人の兵士达の霊神体が次々に消え、空を飞ぶ金翅鸟达も矢を受けたように失坠して地に落ちた。
整个龙首崖都为之震颤,琉璃心如同暴风之眼般不断吸收周围的精神力。赶往前哨支援的天人军队,在城墻上抵御金翅乌的战士们,自城外试图入城的金翅乌们——所有精神力,都被迫涌向暴风中心的琉璃心。只见天人士兵们的灵神体一个个溃散,飞行的金翅乌士兵们如同中箭一般地从空中落下。
【阿修罗】
「帝釈天?具合は?」
帝释天?你怎么样了?
【帝釈天】
「平気だ、ただ霊神体が使えない……今日はもうこりごりだ、何度も高い所から落とされ、その度にあなたに受け止めてもらった。」
我没事,只是使不出灵神体……今天可真是,来来回回让人从高处往下扔,还次次都让你接住了。
【阿修罗】
「お前は飞べないくせに、高いところが好きだ。今后お前が高いところに立つ时は、俺が侧にいなければいけないな。」
你分明不会飞,却着实喜欢往高处跑。看来以后你每次站在高处,我都要在场才行。
【帝釈天】
「迦楼罗は?」
迦楼罗呢?
【阿修罗】
「安心しろ、俺の霊神体はまだ使える、やつは俺に任せろ。言ったはずだ、共に胜利し故郷へ锦を饰って、お前の昔の仲间达を弔うんだ。」
放心,我的灵神体还能用,我去解决他。我说过的,我们一起乘胜归来,再告慰你曾经的战友。
【迦楼罗】
「分を弁えろ!贵様の霊神体は既に揺らつき、消える寸前だが?」
不自量力!你的灵神体已经时有时无,明明灭灭,怕是要支持不住了吧?
【阿修罗】
「弁えていないのはお前だ。お前の腕を切り落とした瞬间、胜负は既に决まった。今のお前はただ神器にすがっているだけだ。桥にいた时、お前は俺から逃げて、帝釈天を袭った。败北を前に、お前は最后に瑠璃心に赌けるしかなかったんだ。つまり、俺は别にお前を倒さなくてもいい。瑠璃心さえ倒せば、竜巣城の败北は、もう覆せない。」
不自量力的是你。在我斩断你手臂那一刻,就已经分出了胜负。你如今不过是靠神器支撑,在桥上时,你就不敢对上我,而是袭击帝释天。现在败局已定,你只能靠琉璃心最后放手一搏。换言之,我根本无需对上你。我只需要打败琉璃心,龙巢城的战败,就已成定局。
【迦楼罗】
「瑠璃心は纷れもない正真正铭の神器だ、贵様のような卑しい天人になど负けはしない!」
这琉璃心是真正的神器,又怎会败给你这样卑劣的天人!
【阿修罗】
「俺の読みが正しければ、それは精神力を食らうことで天人の霊神体を无効化にしている。しかし、□□には限界があるが、精神は尽きることがない。ある者は揺るぎのない精神で善をなし、ある者は尽きない狂気によって、残虐を极める。心の力は永远に尽きない。悪人が悪をなそうとも、善人はそれで善をなすことをやめない。同様に、善人が善をなしても、悪人は决して悪をなすことを谛めない。精神力は力にも、魔にもなれる。そして俺の力は、魔の中の魔だ!」
如果我没猜错,它是靠吸□□神力来使天人灵神体失效。但是,一个人的□□有限也有界,精神却无穷无尽。有人依靠坚定不移的精神去与人为善,有人则因为无尽的狂气,嗜血残暴无恶不作。心的力量绵绵不绝,善人不会因为恶人为恶就停止为善。恶人也不会因为善人为善,就停止作恶。精神力可以是力量,但也可以是邪魔。而我的力量,正是邪魔中的邪魔!
【迦楼罗】
「どういうことだ、なぜいくら吸い上げようと、やつの力は、霊神体は、完全に消灭しない?むしろ、より早く再生している?」
这是怎么回事,他的力量竟然无论如何吸收,灵神体都不会完全消失?甚至再生得越来越快?
【阿修罗】
「それはな、俺の霊神体はマグマでいっぱいの火山のように、いくら喷出しても尽きないからだ。これは全部お前をもてなすために用意した、心行くまで楽しもうじゃないか。」
因为我的灵神体正是这样一口装满了岩浆的火山,取之不尽用之不竭。全都是为你准备的,好好享受吧。
【迦楼罗】
「邪気、邪気だ!一体どうしてやつが、こんな桁外れの邪気を抱えている?邪気に体が侵されている?!うわああ!!これほどの邪気には耐えられない、□□が、もうすぐ限界を迎える、うわあああ!苦しい!苦しい!」
煞气,是煞气!他的身上为何会有如此多的煞气?这些煞气在侵入我的体内?!啊啊啊!!我无法承受这样多的煞气,我的肉身,很快就要支撑不住了,唔啊啊啊!好痛苦!好痛苦啊!
【阿修罗】
「ははは!どうだ?苦しいか、楽しいか、絶望したか……?この叫び、実に素晴らしい……!ははははは……」
哈哈哈!如何?痛苦吗,愉悦吗,绝望吗……?这叫声,实在是……美妙啊!哈哈哈哈哈……
【帝釈天】
「まずい、阿修罗が狂暴になっていく…もう暴走寸前だ!このままでは、例え胜っても、甚大な被害を受けてしまう!瑠璃心がかつてないほど暗くなっている。今のうちにあれを破壊すれば、きっと阿修罗を助けられる。」
糟了,阿修罗变得越来越残暴了……他要开始狂暴了!这样下去,就算赢了,也会损伤惨重!琉璃心已经变得无比黯淡,趁现在毁掉它,一定能够帮到阿修罗。
帝釈天はなんとか体を动かし、岚の中心にある瑠璃心に向かって进み始めた。
帝释天支撑起身体,朝着暴风中心的琉璃心追了过去。
【迦楼罗】
「许さん!瑠璃心に触れることは许さん!死ね、天人ども!死ね!天人は皆くたばるべきだ!」
不许!我不许你们动它!去死吧,天人!去死吧!所有天人都该死!
【阿修罗】
「帝釈天?帝釈天は俺が守る。迦楼罗、くたばれ!」
帝释天?没有人可以伤害他。迦楼罗,受死吧。
その瞬间、阿修罗は地に刺さった刃を抜き、迦楼罗の头を狙って剣を振り下ろした。迦楼罗の体は头の真ん中から、真っ二つに切り裂かれた。
就在这一瞬,阿修罗一把拔起了插在地上的长剑,朝着迦楼罗的头顶劈去。将迦楼罗从头向下,劈成了两半。
【迦楼罗】
「ぐあああ……!」
啊啊啊——!
【帝釈天】
「まずい、瑠璃心が!」
不好,那琉璃心!
【阿修罗】
「帝釈天!気をつけろ!」
帝释天!小心!
【帝釈天】
「うっ…!」
唔……!
迦楼罗の血が喷き出すと同时に、瑠璃心の周りには空间が砕けたような波纹が现れた。空で强烈な爆発が発生し、精神力もつられて爆発し始めた。爆発は长く続いたが、ついに落ち着いた。
随着迦楼罗血喷溅而出,琉璃心的周围浮现出黑洞撕裂般的波纹。在空中轰然炸裂开来,引发了精神力喷溅的爆炸。爆炸持续了许久,终于安静下来。
【帝釈天】
「お、终わったのか?」
结、结束了吗?
【阿修罗】
「终わった、俺达の胜ちだ。(瑠璃心の爆発の衝撃はそろそろ効いてくるはずだ)」
结束了,我们赢了。(呵,这琉璃心爆炸的波动应该马上起效了。)
【帝釈天】
「その通り、あなたは成し遂げた。阿修罗、その额は?」
你说的没错,你做到了。阿修罗,你的额头?
【阿修罗】
「?」
【帝釈天】
「あなたの额に、第三の目、天眼が现れた。天人にはとても珍しいことだ。」
你的额头上,浮现了第三只眼睛,是天眼。这对天人来说是很少见的。
【阿修罗】
「第三の目?道理でいつもよりお前がよく见えるわけだ。」
第三只眼睛?怪不得看你看的比平常要清楚。
【帝釈天】
「その冗谈は、いつもどおりくだらないが。はは、はははは…!」
你的笑话,真是一如既往的冷。哈哈,哈哈哈哈……!
【阿修罗】
「ははは、结局笑っているじゃないか。」
哈哈哈,那你还不是笑了。
【帝釈天】
「阿修罗、あなたの胜ちだ!あなたは狂暴さによる支配から逃げ出すことができた!これからも、あなたは必ず胜ち続ける!もしこの世の果てに胜者が一人しか存在できないとしたら、それはきっとあなた、阿修罗なんだ!」
阿修罗,你赢了!你摆脱了狂暴的影响!你将来一定会一直赢下去!如果这世间的尽头只能有唯一一个胜者,那一定会是你,阿修罗!
【毘瑠璃】
「姉様?姉様!」
姐姐?姐姐!
【苏摩】
「毘瑠璃、本当にあなたなの!よかった、瑠璃城はどうなってるの?皆は?」
毗琉璃,真的是你!太好了,琉璃城如何了?大家都如何了?
【毘瑠璃】
「瑠璃城も、皆も无事。あとは姉様だけ、皆も待ってるわ!」
琉璃城还在,大家都还在,我们都在等你,就差你了姐姐!
【阿修罗】
「いったいどういうことだ?瑠璃心は壊れたのに、なぜ迦楼罗の□□はゆっくりと元に戻ろうとしているんだ?」
怎么回事?琉璃心毁了,迦楼罗的肉身反而开始缓慢地覆原?
【帝釈天】
「これは…阿修罗、见ろ。これは、天人一族の霊神体、黒翼か?ずっと隠されていたのか。まさか?ずっと敌だと思っていた、异族の连中を率いて天域に攻め入り、十天众の住まう善见城を狙っていた者が…竜巣城の首领迦楼罗は、天人だったのか!堕ちた天人、天人を絶灭させたい天人。结局、天人を一番憎んでいたのは天人自身だったのか、一体なぜだ?」
这……阿修罗你看。这是,天人一族的灵神体,黑翼?一直以来被掩盖在下面。怎么会?一直以来的敌人,一心想要率领外族攻破天域,对十天众所居住的善见城虎视眈眈……龙巢城的首领迦楼罗,竟然是天人吗!堕落的天人,将天人赶尽杀绝的天人。到头来最憎恨天人的却是天人自己,这到底是为什么?
【炼狱茨木童子】
「しかし、迦楼罗が神器瑠璃心を操っているというより……むしろ瑠璃心に操られていると言うべきだ……玉醸を饮み、梦に落ちたあの天人达のようにな。」
不过,与其说那迦楼罗在控制着那神器琉璃心……倒更像是那琉璃心在掌控他……就像是饮了玉酿,沈浸在梦中的那些天人。
【鬼王酒呑童子】
「その通り、瑠璃心の裏には必ず谁かいるはずだ。(茨木童子、気づいたか?ついさっき瑠璃心が爆発した后、深渊に送られていた霊力が止まった。)」
你说的不错,这琉璃心背后一定另有其人。(茨木童子,你察觉了吗?就在刚才琉璃心炸裂后,往深渊输送的灵力停止了。)
【炼狱茨木童子】
「(まさか黒幕は、本当に迦楼罗だったのか。)」
(难道说那迦楼罗真的是罪魁祸首?)
【鬼王酒呑童子】
「(深渊の霊力を吸っていた者と、瑠璃心の支配者は、别の人物のはずだ。先に対处すべきのは前者だ、急いで行动するぞ。)」
(这吸取深渊灵力的幕后之人,和这琉璃心的掌控者,应该是两个不同的人。虽说有人打断了灵力,但最首要的还是前者,我们得加快行动了。)
【十天众の使者】
「翼の団の兵士达よ、光明天様がお越しだ、早く出迎えの准备を。」
诸位翼之团的将士,光明天大人到了,速速出来迎接。
【阿修罗】
「ふっ、必要な时はどこにもいなかったが、こんな时には现れるのか。」
呵,该来的时候不来,这时候反而来了。
【帝釈天】
「恐らく、わざとゆっくり来たんだろう。私达と金翅鸟が共倒れになる隙をつき、手柄を横取りするつもりで。」
恐怕,是故意拖延,算准了我们和金翅乌两败俱伤,好来冒领龙巢城的功勋。
【阿修罗】
「残念だが、それは叶わなかったな。」
那怕是不能如他意了。
【光明天】
「まさか本当に迎えに来るとは。翼の団の阿修罗は残虐で、礼仪知らずだと闻いていたが。迎えに来てくれるとは、光栄だな。」
没想到你们真会出来迎接我,都说翼之团的阿修罗为人暴虐,不近人情。肯给我这个面子,不甚荣幸啊。
【阿修罗】
「もちろんただ迎えに来たわけじゃない。」
我来自然是有话要说。
【光明天】
「言ってみろ。」
请说。
【阿修罗】
「光明天様はご存知か?金翅鸟一族の鬼王迦楼罗だが、鬼族ではなく、善见城の天人だった。夸り高き天人は、鬼族を毛嫌いしているが、堕ちた天神は、悪鬼以下の存在に成り下がる。」
光明天大人可知道,这金翅乌一族的鬼王迦楼罗并非鬼族,而是善见城的天人?天人自诩高贵,不与鬼族同流合污,倘若堕落了,竟然是连恶鬼都不如。
【光明天】
「贵様!」
你!
【阿修罗】
「光明天様のことも、いつもよりはっきり见える。」
我如今看光明天大人,可是比往昔看得要清楚多了。
【光明天】
「これは……天眼?」
这是……天眼?
【阿修罗】
「他の十天众の皆様も、祭坛から降りてきて、姿を见せてくれればいいのだが。」
不知道其他几位十天众的大人,可愿意从神坛高臺上走下来,让我也看个清楚。
【光明天】
「贵様……!」
你这家伙……!
【鬼王酒呑童子】
「(茨木童子、この深渊の霊力、明らかに二つの势力が衝突している。俺たち以外にも、何者かが霊力を止めようとしている。どうやらここでの物语も、终わりを迎えようとしているようだ。)」
(茨木童子,这深渊灵力的背后显然有两股势力在交锋。除了我们之外,还有人在参与阻断灵力之事。而这故事也快发展到结局了。)
【炼狱茨木童子】
「(友よ、それはつまり…?)」
(挚友你是说……?)
【鬼王酒呑童子】
「(もうすぐだ。备えておけ、茨木童子。)」
(看来就快了。做好准备吧,茨木童子。)