天魔归来地狱挽歌3圣莲
圣莲
【阿修罗】
「ここは…」
这裏是……
帝釈天の梦の中。深渊の狱を连想させる一面の暗闇が広がる中、远くに点々と光る灯火が见え、まるで阿修罗を导いているようだ。灯火を頼りにしばらく前へ进むと、突然开けた景色が目の前に広がった。
帝释天的梦境一片黑暗有如深渊之狱,但远方有着点点火光闪烁,仿佛在指引阿修罗向前。阿修罗顺着火光,朝着前方走去,突然豁然开朗——
【阿修罗】
「ここは善见城の神殿。夜なのに明かりが煌々と照らし、无数の蝋烛が本殿前の祭祀の広场を照らした。夜中に天を祭る仪式を行うのか?」
这裏是善见城的神殿。虽是夜晚却灯火通明,用万千烛火照亮了大殿前举行祭祀的空地。难道是要在夜裏举行祭天的仪式吗?
【十天众神主甲】
「降神の仪がいよいよ始まる。今回はうまくいくでしょうか。」
降神仪式马上就要开始了,不知这一次能不能成功。
【十天众神主乙】
「今の贵族の霊神体はかなり弱っている。神の力を操れるものか。今回もおそらく…今まで生贽として捧げた女は皆…」
如今的贵族灵神体都不堪一击,怎么驾驭得了神力,这一回恐怕也……据说之前献祭的女人,下场都……
【善法天】
「静粛に!贵族の娘には忉利天のご加护がある。必ず无事であろう。たとえ今回失败したとしても、また次がある。この家系が駄目だったら、次の家系に移ればいい。千回失败したら、もう千回试せばいい。神谕が天域に伝わるまで、この仪式を続けるのだ。仪式を始めろ!」
肃静!贵族之女受忉利天庇佑,自然会安然无恙。就算这次失败,还有下次,如果这一家族失败,还有下一个家族。就算失败了千百次,也会有下一个千百次,一直继续这仪式,直到将神谕带来天域!开始仪式!
【祭司】
「はっ!」
是!
祭司达は本殿前の池の周りに并び、呪文を唱え始めた。善法天が杖を高く挙げ、忉利天の名を呼んだ。阿修罗は彼らの幻を避けながら、前へ进む。
祭司们围着大殿前的水池开始念诵咒语,而善法天高举权杖,呼唤忉利天之名。阿修罗绕过了他们的幻影,朝着前面走去。
【阿修罗】
「池の中には、気を失った女性がいる。自分の妻子を生贽にするほど、贵族どもは堕ちていたのか。」
这水池之中,竟然有一个昏迷的女人。难道说这群贵族们当年就已经堕落到了这种地步,将自己的妻女拿去活祭吗?
やがて咏唱が止まり、祭司と神官达は互いに颜を见合わせた。
没过多久,吟唱停止,神官们和祭司面面相觑。
【十天众神主甲】
「やはり何も起こらない。今回の生贽も余命长くないだろう。早く家族に引き取らせよう。」
还是什么也没发生。看来这次献祭的女人,也是凶多吉少了,快点告知家人来领走吧。
【十天众神主乙】
「いや违う、见ろ!」
不对,你们看!
何もなかった水面から莲の叶が生え、その后绽びそうな莲の蕾がいくつか伸びてきた。蕾は水面から出ると花を咲かせ、瞬く间に、无数の莲が池一面を占めた。
原本静谧的池水中冒出莲叶,紧接着是几枝含苞待放的莲花。花苞浮出水面后迅速生长,片刻绽放了满池的莲花。
【祭司】
「これが神の奇迹!千年もの间缲り返された仪式が、今日成功したのというのか?忉利天の神谕が言っていた。纯粋な心を持つ圣なる子の诞生だけが、あの予言を阻止できると。この纯白な莲は、神谕の示した通りではないか。」
这是神迹!这仪式已重覆了千百年,难道今日真的成功了吗?忉利天的神谕曾说,只有心灵纯洁无垢的圣子降生,才能阻止那个预言成真。这莲花洁白无瑕,不正是应验了神谕?
【善法天】
「神谕を妄りに语るな!こんな女が圣なる子を生むなど、ありえない话だ。今夜のことは口外无用だ。さっさとこの女の家族を呼んでこい。」
不得枉议神谕!区区一个女人何德何能,如何会生下圣子。今夜的异状不得对任何人提起,让这女人的家族前来领人。
【祭司】
「では仪式は……」
那么这仪式……
【善法天】
「通例通り、次の生贽を选ぶ。降神の式は今まで通りに続く。」
按旧例去挑选下一任祭品,降神仪式,必须照旧进行。
阿修罗は池の端へ行き、咲き夸る莲を一轮摘んだ。
阿修罗走到池边,低头摘下了一朵盛放的莲花。
【阿修罗】
「この莲花からは、よく知っている匂いがする。」
这些莲花,带有如此熟悉的香气。
【???】
「あなたは谁ですか?どうして仆の莲を摘んでいるのですか?」
你是谁,为什么要摘我的莲花?
声のする方角を振り向くと、本殿前ではなく、どこかの贵族の华やかな寝室にいることに気づいた。后ろには帝釈天とよく似た子供が、好奇心に満ちた颜で阿修罗を见ている。
阿修罗回过头来,却发现自己已经不在神殿,而在一处奢华的贵族寝室之中。他身后站着一个酷似帝释天的孩子,正一脸好奇地看着他。
【少年帝釈天】
「莲を返してもらえますか?莲を谁かに渡したと勘违いされたら、父上に怒られてしまいます。」
你能把莲花还给我吗?如果父亲以为我把莲花摘下给了别人,一定会生气。
【阿修罗】
「お前は谁だ?」
你是谁?
【少年帝釈天】
「帝釈天といいます。まだまだ未熟者ですが、ここの主でもあります。父上は家长で、今夜仆に会いに来ると従者达から闻きました。もうすぐ着く顷でしょう。约束します。莲を返してくだされば、あなたのことは父上には内绪にします。知らなければ、怒ることもありません。」
我叫帝释天,虽然年纪小,但我是这裏的主人。我的父亲是家主,随从们说他今晚会来看望我,他很快就会来了。我保证,只要你把莲花还给我,我一定不会告诉父亲,他不知道,自然也就不会生气。
【阿修罗】
「父亲は怒ると怖いのか?」
你很怕你父亲生气?
【少年帝釈天】
「恐くはありません。父上は仆に优しいです。二人の兄と接する时よりも、遥かに。一族に栄光をもたらしたと、どんな愿いも叶えてくれました。ただ、父上は怒ると、仆の周りの人を罚するのです。父上にあなたを罚してほしくない。」
我不怕,父亲对我很好,比对两个哥哥还要好,他说我给家族带来了荣耀,从来对我有求必应。但父亲生气了,就会罚我身边的人。我不想让他罚你。
【阿修罗】
「はははは。帝釈天よ、お前の父亲に俺を罚することはできないぞ。」
哈哈哈哈,帝释天,你的父亲可罚不了我。
【少年帝釈天】
「どうしてですか?」
为什么?
【阿修罗】
「俺はお前が呼んだ、地狱から来た鬼神だ。お前以外、谁も俺のことが见えないんだ。信じられないのも无理はない、父亲が来たらわかる。」
因为我是来自地狱的鬼神,是被你从地狱裏召唤而来,除了你,谁也看不见我。不信的话,等他来了,你一试便知。
【帝釈天の父】
「帝釈天、わざわざ会いに来たのに、なぜ独り言を言っているのだ?」
帝释天,我特意来看你,你怎么一个人在这自言自语?
【少年帝釈天】
「独り言……?でも……あ、父上が来ると闻いて、父上に献上しようと今朝咲いた莲を摘んできました。」
一个人……?可是……我、我是听说父亲要来,特意摘了这朵今早新长出的莲花,想要献给父亲。
【帝釈天の父】
「さすがは私の自慢の息子だ、二人の兄より物分かりがいい。あの子达はとても忙しいんだ。颜を出すこともできないが、悪く思わないでくれ。」
不愧是我最爱的小儿子,比起你的两个哥哥乖巧许多。你的哥哥们课业繁重,没法抽出时间来看你,你不会怪罪吧?
【少年帝釈天】
「とんでもない!兄上达がお忙しい中仆のことを気にかけてくださって、嬉しいです。」
当然不会!兄长们百忙之中挂念我,我高兴还来不及。
【帝釈天の父】
「お前が生まれてから、この家は十天众様に重用されるようになった。私が今の地位に立っていられるのも、お前のおかげだ。将来お前の兄が神殿で官职に就く时にも、お前の力が必要だ。」
这个家族因你的出生而尊贵,重新被十天众的诸位大人重用。父亲我能够有如今的地位,全是因为你的降生,将来你的哥哥想要在神殿下谋个一官半职,也要靠你。
【少年帝釈天】
「はい、父上。父上と兄上达の期待を裏切らないよう顽张ります。それに、母上にも頼れられる人になりたいです。」
是,父亲,我一定会尽力,不辜负父亲和两位哥哥的期望。帝释天也想,也想成为让母亲大人也能够依靠的人。
【帝釈天の父】
「母上?なぜ母上の话をする?」
你母亲?提她做什么?
【少年帝釈天】
「母上は病気で人に会えないと父上からお闻きしましたが、どうしても会いたくて。仆が降神の仪で授かり、忉利天の祝福を受けている者だというなら、仆が母上に会えば、病気を治せるのではないでしょうか?そのために纯白无垢な莲花を用意したんです、母上に渡そうと思って。母上は莲花が大好きなんですよね。仆の花も気に入ってくれるでしょうか?」
父亲,您一直说母亲在养病所以不能见人,可我一直想要去探望她。您说我是降神仪式诞生的,是受忉利天福泽的人,或许我见到母亲,母亲的病就能好转呢?我已经为母亲准备了最洁白清香的莲花,想要献给她。您说过母亲最喜欢莲花,也许母亲也会喜欢我的花?
【帝釈天の父】
「もちろんだ。母さんは圣なる子供であるお前の神の力に耐えられなくて、病にかかってしまったんだ。それでも、母さんはお前のことを恨まずに爱している。十天众様が言っていた、お前は天人一族の运命を変えられるかもしれないと。だから余计なことは考えなくていい、母さんもわかっている。莲花は私が预かろう、母さんに渡しておく。」
你母亲当然会喜欢。你是降世的圣子,你母亲因无法承受诞下你的神力而染上了病。即使如此,她也依然深爱着你,无怨无悔。但十天众的诸位大人说过,你可能是改变天人一族在鬼域的命运的人。所以不要整日想着那些无用之事,你的母亲也是这样想的。你的莲花我会代为收下,替你转交给你母亲。
【少年帝釈天】
「ありがとうございます、父上!」
太好了,谢谢父亲!
帝釈天は、笑颜で父を见送った。父の姿が见えなくなると、帝釈天は家の前の石段に座った。
帝释天的父亲在夜裏离开,帝释天面带笑容送他出门。一直到已经看不到对方的身影,帝释天才坐下在门前的石阶上。
【阿修罗】
「ほらな、言った通りだろ?」
怎么样,我没有骗你对不对?
【少年帝釈天】
「……」
【阿修罗】
「浮かない颜だな。」
为何闷闷不乐。
【少年帝釈天】
「别に。父上は忙しい中会いに来てくれた。兄上达に替わって仆のことを気にかけてくれたし、母上に莲花を渡してくれる。仆はこれで満足だし、嬉しい。」
我没有闷闷不乐,父亲百忙之中来探望我,替兄长们问候我,又替我给母亲带去莲花。我心满意足,再快乐不过了。
【阿修罗】
「お前が言いたくないなら、俺が言おう。お前が浮かない颜してるのは、他人の心の声が闻こえるお前には、本当のことがわかっているからだ。兄が来ないのはお前が嫌いだからだ。父は莲花のことを口実に、お前の霊神体を强くさせたいだけだ。何が圣なる子供だ。皆十天众に近づくために、お前を利用しているだけだ。ここに座っているのは、お前が母亲に渡すつもりだった莲花を、父亲が道端に舍てようとしているからだ。母亲に会いに行くつもりなどはなからなかった。」
既然你不说,不如让我说给你听。你闷闷不乐,是因为你能够听到他人心声,知道事情真相。你听到你的兄长是厌恶你才不肯来访,听到你的父亲只想以莲花为借口来逼迫你锻炼灵神体。听到你的族人根本不相信什么圣子降神,只想靠你与十天众搭上关系,谋求利益。你坐在这裏,更是因为临走时,你听到你父亲已准备将你献给母亲的莲花丢在路旁。你的母亲他根本不会去造访。
【少年帝釈天】
「本当に地狱から来た鬼なんですね。こんな残酷な话、闻きたくないのに……」
你果真是地狱来的恶鬼,我明明不想听见这样残忍的话,你却偏要说给我听……
【阿修罗】
「自分を骗しても仕方ない。いずれわかることだ。」
自欺欺人毫无益处,总有一天你会明白。