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终焉之章 ⑦雪风

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什么?

【黒晴明】

「私の霊力を帯びた帯で目を隠せば、しばらくはもつはずだ。ヤマタノロチは何を企んでいるか分からない。彼が放った蛇魔には、きっと我々の知らない秘密がまだたくさん隠されているだろう。しかと心に留めておけ。何が起きても目を合わせてはいけない……」

以带有我灵力的绸带蒙住双眼,应该能够支撑一段时间。八岐大蛇心机颇重,他所放出的蛇魔,一定还有许多我们所不知晓的秘密。切记,不论发生什么都不要与这家伙有直接的目光接触……

【大天狗】

「はい、黒晴明様。」

是,黑晴明大人。

【黒晴明】

「皆、ここは各自の得意分野に応じて、戦いでの役割を决めておこう。」

诸位,我们依照各自所长,简单分配一下作战的方式吧。

【大天狗】

「我は风を通じて皆の动向を感知できる。上空の戦况は我に任せろ。」

我凭借风声就能够辨别各方的动向,就由我来控制上方的战局。

【蝉氷雪女】

「私は温度から方向を知ることができる。地上の皆を补佐するわ。」

我感知温度就能辨别方位,所以就为地面上的各位提供帮助。

【藤原道纲】

「目を隠したら、私は方向が分からなくなります。でも黒晴明様と协力して结界を维持することはできます。」

蒙住眼睛后,我很难辨别方向,但协助黑晴明大人继续维持这个结界还是绰绰有余。

【黒晴明】

「よし。これは壮絶な戦いになる。皆、頼んだぞ!私と道纲様は引き続き结界を维持し、蛇魔の邪気の侵食から皆を守る。同时に皆と共にやつを讨伐する!」

好,这一战来势凶猛,便拜托大家了!我与道纲大人继续维持庇护结界,确保大家不被蛇魔的邪气侵蚀,并与诸位合力将它击倒!

【鬼女红叶】

「……」

【黒晴明】

「红叶、まだ何か用か?」

红叶,还有什么事吗?

【鬼女红叶】

「あなたのことは谁にも渡さない……だから……私もあなたを守るわ。」

我可不会让你落到他人手中……所以……我也会保护你的。

【黒晴明】

「そういうことか……ありがとう。」

既然如此……多谢。

【鬼女红叶】

「でも覚えておいて……これは全て、あなたの体を、魂を独占するため……决して优しさなんかじゃない……」

但请记住……这一切都是为了我能够独占你的身体……你的灵魂……而非是我的好心……

【大天狗】

「善は急げだ。すぐに决着をつけましょう、黒晴明様!」

事不宜迟,速战速决吧,黑晴明大人!

黒晴明一行が蛇魔に総攻撃を仕挂ける。皆それぞれ大技を决めたが、どれだけ强烈な攻撃を浴びても、巨大な体を持つ蛇魔にとっては痛くも痒くもない。

黑晴明一行人与蛇魔缠斗起来,一开始各方攻击势头正猛,然而众人强势的攻击对于身形庞大的巨蛇而言不值一提。

【大天狗】

「刃羽の……くそ!」

羽刃暴……可恶!

上空にいた大天狗は一番に攻撃された。蛇魔の体に生えている棘が放たれ、大天狗の翼を掠めて飞んで行った。しかし急に走った激痛のせいで彼は均衡を失い、そのまま一直线に落下した。幸い、黒晴明がすぐさま呪符を放ち、彼を危机から救った。

位于上空的大天狗最先受到袭击,蛇魔身体上的飞刺擦过了他的羽翼,突如其来的剧痛令他失去平衡,从空中直直下落。幸而黑晴明及时抛出符咒将他护住,解除了他的危机。

【黒晴明】

「大丈夫か、大天狗。」

可要打起精神来,大天狗。

【大天狗】

「黒晴明様……」

黑晴明大人……

视界が制限されているため、なかなか弱点を见つけられず、すぐに巨蛇に有利な状况になった。このままではいけないと谁もが悟ったが、限られた时间の中で、谁も戦况を逆転する方法を见つけられなかった。

视线受到限制,巨蛇的弱点也极难被察觉,很快巨蛇便占据了上风。虽然大家皆心知肚明这样下去绝非长久之计,但一时间竟也难以想出能够逆转战局的方法。

【蝉氷雪女】

「ふふ……ふふふ……消えなさい……皆消えなさい……!!!」

呵呵呵……呵呵呵……消散吧……都给我消散吧……!!!

【大天狗】

「雪女……なぜ急に……」

雪女……你怎么突然……

【藤原道纲】

「まずい、どうやら雪女様はもうこれ以上巨蛇の侵食に耐えられないようです……」

糟糕,看来雪女大人是在巨蛇的影响下有些支撑着不住了……

【大天狗】

「そんな。」

什么?

【黒晴明】

「蛇魔と目が合わなくても、冷静さを失えば、邪神の力に影响される恐れがある……结界の力も、じきに尽きてしまいそうだ。视界を夺われた今、全力を出すことができない。まずは巨蛇の目を何とかしなければ、有効な攻撃は期待できない。」

就算不与蛇魔对视,若是内心失去平静,还是有可能被邪神之力影响心智……看来结界的保护之力已经所剩无几了。现在我们视野受到限制,无法发挥全力,看来唯有从巨蛇之眼入手,从此处击破,才有可能达到奇效。

【大天狗】

「黒晴明様、ここは我が……」

黑晴明大人,就让我……

【黒晴明】

「焦るな。道纲様、雪女は頼んだ。」

先不要心急。道纲大人,先拜托你照顾好雪女了。

【藤原道纲】

「ご安心ください、戦闘の支援は困难ですが、谁かを守ることはできます。」

没问题,虽说战斗我难以帮忙,但简单的保护不在话下。

【蝉氷雪女】

「近寄らないで……近寄らないで!」

不要靠近——不要靠近我!

【鬼女红叶】

「ちっ、见苦しいわ、彼女には一体何が见えているのかしら……」

啧,这副模样,真不知道她看见了什么啊……

【藤原道纲】

「红叶さんはまだまだ正気のようですね。」

红叶小姐的神智看起来还很清醒嘛。

【鬼女红叶】

「ふふ、この件を片付けたら爱しいあの人を独占できると思うと、胸がいっぱいになるの……私を止められるものは何もない……」

呵呵,我一心念着解决完这件事,独享我的心上人……可没有什么能够阻拦我……

【黒晴明】

「本题に戻って。大天狗、この后上空で巨蛇の註意を引きつけてくれ。その隙に私が霊力を込めた呪符をやつの目の中に放つ。」

言归正传。大天狗,待会就由你来从上方吸引巨蛇的註意,之后由我将带有灵力的符咒送入它的眼中。

【大天狗】

「御意、黒晴明様。」

领命,黑晴明大人。

【黒晴明】

「くれぐれも无理はするな。异変があれば直ちに地上に戻れ、分かったか?」

切记不要逞强,若是有什么异样立刻返回地面,听见了吗?

【大天狗】

「……はい。」

……是。

少し休んだ后、大天狗は空へと飞び立った。获物の気配に気づいた巨蛇は、彼に気を取られている。その时、黒晴明が高く飞び上がり、空中で止まった。そして手に持った呪符に霊力を註ぎ込む。

经过简单的休整后,大天狗率先飞上了天空,巨蛇嗅到猎物的气息,果不其然被其吸引而去。就在此刻,黑晴明一跃而起,亦随之悬于空中,手持符咒,凝神聚力。

【大天狗】

「黒晴明様!今だ!」

黑晴明大人!就是现在!

しかし敌の急所に打撃を与える直前に、一行が気づかないうちに后ろに潜伏していたもう一匹の巨蛇が现れた。背后から强烈な威圧を感じ、すぐに一行は程度こそ违うが、皆幻覚に袭われた。悲鸣、风音、号泣が耳元で响き、彼らを押し溃そうとしているかのようだ。

然而就在感觉这一击将要击中要害之时,几人都未註意到身后蛰伏的另一条巨蛇。强烈的压迫感瞬时从后方传来,一时间众人眼前都出现了不同程度的幻觉。尖叫声,风声,哀嚎声充斥在耳畔,仿佛要将他们逐个击溃。

【黒晴明】

「気をそらすな、大天狗!」

不要分神,大天狗!

途切れ途切れの黒晴明の声は、まるで调子外れの旋律ようだ。大天狗は一度深呼吸して、前方に最后の风刃を放った。

黑晴明的声音断断续续,仿佛错音的曲调,大天狗深吸了口气,向着前方挥出了最后一道风刃。

【大天狗】

「黒晴明様!!」

黑晴明大人——

强く圧迫され、黒晴明の目隠しの帯が千切れてしまった。しかしそれでも彼は手を止めなかった。

巨大的威压之下,黑晴明用于覆面的绸带终于被震碎,而他却并未停下手中的动作。

【黒晴明】

「こんなところで……负けるわけには……!临、兵、闘、者、皆、列、阵、在、前、急急如律……」

怎么能……在这裏就失败……!临、兵、斗、者、皆、列、阵、在、前,急急如律——

まばゆい光が収まると、巨蛇は咆哮し、ようやく撤退していった。その时もうこれ以上耐えきれなくなった黒晴明が、脱力して空から落ちてきた。皆危机は去ったかと思ったが、もう一匹の巨蛇がもう一度袭ってきた。大天狗はなんとか黒晴明のそばに行こうとしたが、目の前に赤い人影がいることに気づいた。黒晴明の目の前に现れた巨蛇がまっすぐに彼の目を见つめる。まるでどうやって彼を呑み込もうか考えているようだ。しかし红叶が突然彼らの间に现れた。

耀眼的白光过后,巨蛇发出一声咆哮,终于暂时撤后。而此时的黑晴明再也支撑不住,脱力从半空中跌落。就在众人以为危机将要解除,另一条巨蛇却再度袭来,大天狗奋力向黑晴明所在的方向飞去,却发现面前多了一道红色的身影。黑晴明面前的巨蛇凝视着他的双眼,似乎在思考如何将他吞噬,但红叶却猝不及防出现在他们之间。

【黒晴明】

「红叶……!」

红叶……你……!

落ちていく中、黒晴明は最后の呪符を投げ、红叶を守ろうとした。しかし彼女には届かず、巨蛇の瞳に刺さった。

黑晴明虽仍在坠落,但却还是挣扎着掷出最后一道符咒,想要保护红叶,但却错过她刺入了巨蛇的眼瞳。

【鬼女红叶】

「この呪符は、やはり私を守るために……はははははは……黒晴明様……あなたは……」

这道符咒,果然是要保护我……哈哈哈哈哈哈——黑晴明大人……你还是……

【黒晴明】

「红叶!」

红叶!

混乱の中、黒晴明は目の前に赤い色が现れるのを见た。しかしその姿は、徐々にぼやけていった。

混乱之中,黑晴明看到自己面前出现了一抹鲜红,但那个身影,却在渐渐变得模糊。

【鬼女红叶】

「どんな时でも、あなたを见ることさえ……できれば……」

无论什么时候,只要能看到您……就……

近くにいた大天狗と雪女が岚と氷の刃を召唤し、巨蛇に攻撃を仕挂ける。强烈な力が四方から迫り、红叶の言叶は强风でかき消された。

不远处的大天狗和雪女正召唤出风暴与冰刃向巨蛇攻击而去。强烈的力量从四周掠过,红叶的话语被狂风声淹没,变得支离破碎。

【鬼女红叶】

「ふふふ……この红叶の舞で、あなた达の力になるわ!」

呵呵呵……就让这红叶之舞,助你们一臂之力吧!

强烈な力の衝突の后、黒晴明と红叶は无事に地上へと降り立った。それと同时に巨蛇も退散した。周囲は段々と光を取り戻し、静寂が访れた。

在剧烈的力量冲撞后,黑晴明与红叶平安回到了地面。巨蛇也在此刻退去,四周逐渐恢覆了光亮,一切归于寂静。

【黒晴明】

「红叶……」

红叶……

红叶からの反応はなかった。

然而对方却毫无回应。

【藤原道纲】

「红叶さんはさっきの戦闘の中で、力を使い切ってしまったのでしょう。」

红叶小姐在刚刚的战斗中,耗尽了大部分的力量吧。

【大天狗】

「巨蛇がいなくなった后、さっきの天邪鬼达も徐々に回復してきたようだ。どうしたものか……」

巨蛇退去以后,刚刚那些天邪鬼都逐渐恢覆了过来,为何……

【黒晴明】

「さっきの一撃で、彼女は大量の力を失った。すぐには回復しないだろう。私が霊力を使って、彼女の回復を手伝ってみよう。彼女の身体の中には、私の呪术がまだ残っている。一时的に意识を失っているとはいえ、深刻な状态ではない。」

刚刚那一击后,她失去的力量太多,一时间难以覆原。我已以灵力协助,试着让她自行恢覆。她的身体裏还留存有我的咒术,除了暂时失去了意识,没有大碍。

【藤原道纲】

「巨蛇は既に撃破され、阵眼も露わになりました。黒晴明様、ここに长くとどまるべきではないかと。急いで浄化の仪式を行いましょう。」

巨蛇已被击败,阵眼也已显现出来。黑晴明大人,此地不宜久留。我们还是尽快进行凈化仪式吧。

【黒晴明】

「ああ、道纲様の言う通りだな。しかしこの阵眼の中に邪力は极めて强大だ。少し时间がかかるだろう。大天狗、雪女、先に红叶を连れて、约束の场所に行け。私と道纲様は、この场所を彻底的に浄化した后で合流する。」

嗯,道纲大人说得不错。但这阵眼中的邪力极为强大,恐怕需要花费一段时间了。大天狗,雪女,你们带着红叶先尽快抵达约定的目的地。我与道纲大人将此地彻底凈化后,便立刻与你们会合。

【大天狗】

「分かりました、黒晴明様。」

明白,黑晴明大人。

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